PSPの最近のブログ記事

 サーバーとクライアントが接続した状態になりました。
 お互いの無線LANのIPアドレスが分かるのであれば、Ping等で通信を確認することができます。

 最後にPLANEX GW-US54Mini2を使った、MHP2の接続方法を紹介して終わりたいと思います。

 無線LANをアドホック・XLink Kai ModeをEnableにした状態にしておきます。この状態で、オンライン集会所に行きます。すると、GW-US54Mini2 ユーティリティのAP一覧にPSP_AULJ******という名前のSSIDが出現します。これを選択し、プロファイルに追加しましょう。

 登録はこんな感じで。チャンネルは各自のPSPに設定したチャンネルを指定してください。PSP側には自動で指定するモードもありますが、チャンネルも指定したほうが確実につながります。

 あとは、プロファイルで登録名を有効にしておけばOKです。

 長くなったので、クライアント側はこっちに書きます。
 サーバー側の設定は「XLink Kaiを使用せずにPSP通信対戦をする その1」を参照してください。

クライアント側の設定

 「PacketiX VPN Bridge」をインストールします。

 http://www.softether.com/jp

 クライアントは無償で利用できます。

 スタートメニューから「PacketiX VPN Bridge」→「PacketiX VPNサーバ管理マネージャー」をクリックします。サーバーと同様にローカルホストへの接続を作成します。

 設定を作成したら、接続ボタンを押し、ローカルブリッジの設定を行います。


 
 仮想HUB……先ほど設定したサーバー名を指定してください。
 LANカード……PSPと接続する無線LANデバイスを入力します。

 これもサーバーと設定は同じです。

 次は仮想HUBの「管理ボタン」を押し、「カスケード接続の管理」を選びます

 「新規作成」を押し、サーバーへの接続を定義します。

 接続設定名……自由に。
 ホスト名……サーバーのアドレスを入力します。
 ユーザー名……サーバー側で作ったユーザを入力します。
 パスワード……サーバー側で作ったユーザのパスワードを入力します。

 以上で、完了です。後は勝手に接続してくれるはずです。
 
 次は、いよいよ対戦です! 

 久々のチラ裏更新です。
 1月に「LANDISK内にフルスクラッチでLinuxを構築する」という記事で一本やろうと思っていたのですが、友人からもらったLANDISKはMBRをブートさせる機構が壊れていて、結局HDDをブートさせることができなかったので、残念ながら中止しました。そういうわけで、3ヶ月ぶりぐらいの新ネタ発表になります。

 今回のネタは、「XLink Kaiを使用せずにPSPで遠隔通信対戦をする」です。このエントリーをみるような方は既にご存知かもしれませんが、PSPはデフォルトでインターネットを介した通信に対応してません。そこでユーザサイドで「XLink Kai」という画期的な通信対戦ソフトが出ました。
 これを使用することで、一部のソフトに限りですが、遠隔通信対戦が実現できるようになりました。しかし、このソフトにはいくつか制限があります。中でも大きなものが、

ルーター側にポート開放処理を行わなければ、使うことができない
 
 という問題があります。これにより、ポートが開放できない初心者や、私のようにプロバイダにルーターの管理をされていて、物理的にポートを空けることが不可能な人はXLink Kaiを使うことができないという制約があります。

 それさえなければ非常にいいソフトなんですけどね。XLink Kaiは。
 
 また、最近のMHP2ブームにより、XLink Kaiは中々ログインできないという問題が出ているみたいです。そんなわけで、今回はXLink Kaiを使わずにPSP通信対戦環境を構築しよう、という試みです。

注意
 今回の試みには以下のような制約があります。


  • サーバー・クライアント接続になります。クライアントはルーターのポートを空ける必要はありませんが、サーバー側には従来どおりポートを空ける必要があります。

  • PSPと接続する無線LANはプロミスキャスモードに対応している必要があります。いわゆるXLink Kaiモードです。XLink Kaiで駄目な無線LANは基本的に駄目なはずです。

  • 有償のソフトを使うことになります。現在のところ体験版ライセンスを使えば60日間は使うことができますが。昔は個人での利用に関しては無料だったんですけどね。作者の方に善処していただくしかありません。(きっとここは見てくれるはず)

  • XLink Kaiで通信ができないソフトは、同様に通信できないはずです。現時点MHP2は○、MGSは△って感じでしょうか。それも後述します。

  • 特定の友達と遊ぶ用途限定です。世界中の人と遊びたいって人にはこの方法は使えません。

用意するもの

<サーバー側> ・PacketiX VPN 2.0 Server ・無線LAN(プロミスキャスモードに対応したもの)

<クライアント側>
・PacketiX VPN 2.0 Bridge
・無線LAN(プロミスキャスモードに対応したもの)

その他あると便利なもの

Microsoft Network Monitor 3

 パケットの動きを監視してくれます。お互いのネットワークがつながらない場合などに、これを使って監視すると原因の特定が(多少)楽です。これに関しては、今回は触れないので、別のタイミングで解説したいと思います。

無線LANの選定

 無線LANはプロミスキャスモード対応である必要があります。XLink Kaiに対応している無線LANであれば、プロミスキャスモードに対応しているはずです。

事前準備

 無線LANのプロミスキャスモードを有効(もしくはXLink Kai ModeをEnable)、接続はアドホックにしておきましょう。ゲームによってSSIDが代わるので、違うゲームで遊ぶときは、SSIDを再取得して無線LANを再接続する必要があります。

 ソフトによっては、対戦用のSSIDと対戦相手捜索用のSSIDを変えているようなものもあります。その場合は、SSIDMGRを使うことで、解決することがあるようです。


もし設定方法で不明な点があったとしても、ソフトイーサ社・SCEIなどにはお問い合わせしないようお願いします。

サーバ側の設定

 「PacketiX VPN Server」をインストールします。

 http://www.softether.com/jp

 このソフトは、昔は個人向けの用途であれば無償でしたが、今は有償です。
 体験版ライセンスキーで60日間遊べるので、それで試してみましょう。
 
 ちなみに、個人での、このソフトの購入は、あまり現実的ではありません(ぉ
 作者がライセンスの形態を改善してくれることを祈りましょう。

 インストールが終わったらスターとメニュー→「PacketiX VPN Server」→「PacketiX VPNサーバ管理マネージャ」を選択します。

 「新しい接続設定」をクリックします。

 丸で囲んだ部分を変更してください。
 接続設定名……管理用の名前です。自由につけてください。
 ホスト名……ローカルホストに接続します。
 管理パスワード……別にパスワードなしでもいいのですが、何かあっても嫌なのでパスワードをつけました。

 決定すると、VPNサーバ管理マネージャーに「PSP対戦サーバ」が表示されますので、選択して、接続ボタンを押します。

 ローカルブリッジ接続をクリックします。

 仮想HUB……先ほど設定したサーバー名を指定してください。
 LANカード……PSPと接続する無線LANデバイスを入力します。

 「ローカルブリッジを追加」を押します。

 画面を閉じて、次は「仮想HUBの管理」→「ユーザの管理」→「新規作成」で接続するためのユーザを作りましょう。
 

 サーバに繋がせる相手のユーザを入力します。

 これでサーバー側の準備は完了です。

2008年7月

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